21歳大学生のトロント滞在奮闘記

9割が運!トロントでのバイト探し

お久しぶりです、でぃおです。

10月ですね。もう今年もあと2ヶ月!こちらに来て5ヶ月が経ち、ワーホリ生活も折り返し地点を過ぎました。

 

ブログの更新をしばらく開けてしまっていて申し訳ありません。
近況ですが、8月は語学学校を卒業したあと、家族が遊びに来たり、ニューヨークへ旅行したりしていました。9月の始めにはアンハサウェイとハグをし(!?)、半ばからは働いています!ここら辺のことについてはまた後ほど記事にしようかなと。

最近はバイト先と家の往復が主で、たまに友達と遊んだりしてます。トロントはもう20度を上回ることがありません!冬が怖い...

 

今回はトロントでのバイト探しについてちょこっとお届けしようかなと思います。

皆さんが日本でバイト探しをするとき、まず何をしますか?第一に考えられるのが「バイ○ル」のようなバイト求人専用サイトを見てみることですよね。
なんと、トロントにはそういったバイト求人専用サイトがありません!笑

 

なぜならこちらでのバイト探しは「1. お店に求人の張り紙がないか探す→2. 自作のレジュメ(履歴書)をマネージャーに渡す→3. 連絡待ち→4. 連絡来て面接で採用かどうか決まる」というなんとも効率の良いとは言えない過程を踏むのが一般的だからです。

 

もちろん求人のカテゴリがあるサイトはあります。トロント在住日本人用の掲示板サイトe-mapleや、カナディアン御用達の掲示板サイトkijiji、Craigslistなどは有名どころです。しかしサイトに載っている求人というのはお店側にとって最後の手段である可能性が高いです。

 

というのも、お店側にとってサイトに求人を載せるっていうのは多少面倒ですよね。場合によっては手数料がかかる時もありますし。なのでお店側が求人したい際にまずすることは店頭に「Now hiring!」という感じで貼り紙を貼ることなのです。もしくは日本より幾分かコネが根強い社会でもあるので、従業員の周りにいい人が居ないか聞くこともあるそうです。

 

 

2の「自作のレジュメをマネージャーに渡す」ですが、こちらでは日本のような履歴書フォーマットが存在しません。それどころか、顔写真や性別、年齢、国籍なども載せる必要がありません。笑

 

参考に私のレジュメを載せます。

 

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こんなシンプルでいいんです!ワーキングホリデーで来た方はビザの有効期間を載せるのを忘れずに。お店によりますが、期限が半年を過ぎてしまうと雇ってくれる確率がぐんと減るそうです。

 

資格のところにある「smart serve」なのですが、なんとトロントの所属するオンタリオ州では、アルコール類を提供するサーバーはスマートサーブという資格を持っていないといけないという決まりがあるのです。

 

これがなかなか面倒で、お酒に関する知識やオンタリオ州のお酒に関する法律などを学んでテストを受け、それに合格すると資格が与えられるというシロモノ。$40もかかります。内容はまあ3日で資格が取れるくらい簡単ですし、なかなか面白いんですよこれが。パソコンでビデオを見ながら学習を進めていく形なのですが、腹立たしいのは中国語や韓国語の字幕は選べるのに日本語だけ無いところです。怒

 

さらに腹立たしいのが私の働いてるバイト先の他のメンバーのほとんどがスマートサーブを持ってないらしい、ということ。普通に違法です。いやいいんかい!金返せ!と思いました。まあガサ入れ的なものが年に数回あるらしいので取っておいて損はありません。

 

 

さて、何故「マネージャーに渡す」と書いたのかというと、適当にその場にいる従業員に渡した場合と、採用決定権のあるマネージャーに直接渡した場合とでレジュメを見てくれる確率がそもそも圧倒的に後者の方が高いからです。

 

もちろん前者でもそのままマネージャーに渡してくれるかもしれませんが、確証はないですよね?また、顔写真性別年齢国籍は記載されていませんが現住所や電話番号、メールアドレスがしっかりと記載されたレジュメをほいほい〜とマネージャー以外に渡すのは少し危険なのでやめておきましょう。

 

実は私より先に語学学校を卒業し、バイトを見つけて働いてる友達が数人いたのですが、みんな口を揃えて「こっちのバイト探しは過酷」「時間がかかると思った方がいい」「20枚配って連絡来たのはたった4件」など脅してもらっていたのでバイト探しがとても憂鬱でした。

 

私のバイト探しの基準は特になく、「英語環境で最低賃金は守られていて、賄いがついていてあわよくばチップもしっかりもらえるところがいい」といった感じだったのですが、友達に「それは高望みだ。私の所はまかないは残飯並み、トレーニング期間はチップのみ、チップもそんなによくない」とことごとく理想を崩されていました。

 

しかし私の場合、配ったレジュメはたったの一枚。その日のうちに形だけの面接→採用。

でした!笑


最低賃金(トロントはサーバーの最低賃金時給$9.90)はトレーニング期間でもしっかり守られる、その上チップもしっかりもらえる、まかないはまかない専用においしいご飯たっぷり食べられる、日本人はいるが基本的に英語環境というこの上ない環境でした!というかもともとそのお店しかアテがなく(学校の先生に勧められた)、落ちたらおしまいだな〜といった感じだったのでとても嬉しかったです。

 

とまあ色々なことを書いてきましたが、こちらでのバイト探しは基本的に運!と思った方がいいでしょう。マネージャーにも面接時に「こないだちょうど枠が空いたんだよ、ラッキーだったね」と言われました。笑

 

トレーニング期間も終了し、明日からまたバイトです。今一番の悩みはリスニング力とスピーキング力。お店で自分が一番下っ端&英語ができないという立ち位置なので帰国までにはもっと伸ばしたいですね。

 

バンクーバーでの悲惨な事件、残念でなりません。ご冥福をお祈りすると同時に、緩んでいたであろう警戒心もしっかり引き締めて行こうと思います。

ではまた。